2019-12-05 第200回国会 参議院 農林水産委員会 第8号
昨年のIWC総会には、徳永委員や江島委員長を始め捕鯨関係の先生方や関係団体の皆様にも御出席いただき、当時の谷合農林水産副大臣と岡本外務大臣政務官の下、政府一丸となって総会に臨んだところでございます。
昨年のIWC総会には、徳永委員や江島委員長を始め捕鯨関係の先生方や関係団体の皆様にも御出席いただき、当時の谷合農林水産副大臣と岡本外務大臣政務官の下、政府一丸となって総会に臨んだところでございます。
平成三十年九月のIWC総会でも、我が国は、立場の異なる加盟国の共存を真摯に訴えました。しかしながら、条約に明記されている捕鯨産業の秩序ある発展という目的はおよそ顧みられることなく、鯨類に対する異なる意見や立場が共存する可能性すらないことが、まことに残念ながら明らかとなりました。このため、本年六月、国際捕鯨取締条約から脱退いたしました。
平成三十年九月のIWC総会でも、我が国は、立場の異なる加盟国の共存を真摯に訴えました。しかしながら、条約に明記されている捕鯨産業の秩序ある発展という目的はおよそ顧みられることはなく、鯨類に対する異なる意見や立場が共存する可能性すらないことが、誠に残念ながら明らかとなりました。このため、本年六月、国際捕鯨取締条約から脱退をいたしました。
○谷合正明君 実は、ブラジルの総会では私はこう申し上げて、今後もIWCと国際捕鯨取締条約の目的を実現すべく様々な形で協力していきたいということでございまして、IWCから何か全て脱退するかのような印象を持った方もいらっしゃると思うんですが、実は、脱退はするんですが、IWC総会の下部委員会である科学委員会には今後も引き続きオブザーバーとして出席していくということでありまして、また、南氷洋でも、目視調査ですね
○内閣総理大臣(安倍晋三君) 谷合委員には、昨年の九月のIWC総会にも出席をいただき、また、和歌山県の太地町の状況も御覧になっておられるので十分に御承知であると、このように思いますが、我が国では、古来から鯨を食料としてのみならず、脂やひげを様々な用途に利用し、それぞれの地域で鯨を利用する文化を育んできたところでありまして、こうした鯨の利用については、他の水産資源と同様に、科学的根拠に基づき持続的に行
しかしながら、鯨類の保護のみを重視し、持続的利用の必要性を認めようとしない国々からの歩み寄りは見られず、昨年九月の、これはブラジルでのIWC総会でも、異なる意見や立場が共存する可能性すらないことが明らかになったということを踏まえまして、今回の決断に至ったということでございます。 本年六月三十日に脱退の効力が発生いたしまして、本年七月から商業捕鯨を再開する予定でございます。
○河野国務大臣 捕鯨というのは、IWC、国際捕鯨委員会がいろいろとコントロールをしようとしているわけでございますが、このIWCでは、捕鯨を支持する国と反捕鯨国とが対立をし、二十年以上にわたり実質的に何も物事を決めることができない、そういう状況に陥ってきておりまして、ことしのIWC総会で、こういう事態を何とか打開したいということで、捕鯨に対する立場を超えて、IWCの機能を回復する、それを目指す改革案というのを
この状況を打開するため、本年のIWC総会において、我が国は、捕鯨に対する立場の違いを超えて、IWCの機能回復を目指す改革案を提出しましたが、反捕鯨国の反対で否決されました。捕鯨国に対する異なる意見や立場が共存する可能性すら否定されたことは、極めて遺憾であります。 政府としては、国際法に従い、科学的根拠に基づく資源管理を徹底しつつ、商業捕鯨を再開することを目指すという方針に変わりはありません。
そこで我が国は、NEWREP—A、NEWREP—NPの調査結果の報告等、そしてまた調査計画の最終化のレビュー等に対する勧告等への対応状況の報告をしたわけでありますけれども、本年のIWC総会、これは我が国の森下コミッショナーが議長として開催をされるということになります。
このため、IWC、国際捕鯨委員会における今後の道筋の議論にあわせ、我が国の目指すべき商業捕鯨の姿について検討を進め、本年九月のIWC総会の機会を含め、商業捕鯨の早期再開のため、あらゆる可能性を追求してまいりたいと思っております。
本年九月のIWC総会は、四十七年ぶりに日本人議長のもとで開催される会合であります。 平成二十八年の前回総会で議論を開始したIWCの今後の道筋について結論を得て、資源管理機関としての機能を果たせていないIWCにその機能を回復させ、商業捕鯨の早期再開につなげるものとしなければならないと考えております。
最後ではございますけれども、IWCの今後の道筋の議論の進捗と、IWC総会に向けた対応方針について伺って、終わりにしたいと思います。 ことしは、二年に一度のIWC総会が開催される年であります。私は、公明党捕鯨を守る議員懇話会の会長として、商業捕鯨の早期再開に向けた活動を長年行ってきたわけでありますけれども、IWCが商業捕鯨のモラトリアムを導入してから三十年が経過しているわけであります。
このため、IWCにおける今後の道筋の議論、これに合わせまして我が国の目指すべき商業捕鯨の姿について検討を進めまして、本年九月のIWC総会の機会を含め、商業捕鯨の早期再開のため、あらゆる可能性を追求してまいりたいと考えています。
○長谷政府参考人 本年九月のIWC総会は、四十七年ぶりに日本人議長のもとで開催される会合であることからも、IWCに資源管理機関としての機能を回復させ、商業捕鯨の早期再開につなげるものにしなければならないと考えております。
政府としては、我が国の目指すべき商業捕鯨の姿についての検討を進め、本年九月のIWC総会の機会を含め、商業捕鯨の早期再開のため、あらゆる可能性を追求してまいります。 沖縄に対する思いについてお尋ねがありました。 さきの大戦で、沖縄は国内で最も苛烈な地上戦の場となりました。痛ましい犠牲、筆舌に尽くしがたい苦難の歴史を経て、今私たちが享受する平和と繁栄があります。
ことし九月、IWC総会に向け、四十七年ぶりの日本人議長のもと、議論の正常化に向けた努力が行われていますが、ことしのIWC総会は、我が国の悲願でもある商業捕鯨の再開に向けて道筋をつけるというために、国は全力を挙げなければなりません。 今後の捕鯨政策の進め方について、総理の御決意を承りたいのであります。 私は、昨年の中国福建省へ出張の際、福建省の方々と沖縄県の富川副知事と御一緒でありました。
このため、この地域漁業管理機関、これは大体年次会合で毎年やっておるわけでございますが、こうした年次会合に加えまして、ワシントン条約締結会合、いわゆるCITESあるいはIWC総会等といった大きな国際会議が予定されております二年あるいは三年後を見据えまして、それぞれの交渉や海外漁業協力などを更に連携を取りつつ進めていく考えでありまして、このことにつきまして大臣が所信としてその旨を述べられたものでございます
この科学調査は、IWC条約に基づく国際法上正当なものでありまして、IWC総会でも四十カ国に近い国々が日本の立場を支持しているところでもあります。鯨というのは日本の固有の文化であり、食生活であり、日本にとってはこれはもう大事にしなければならない食文化だ、このように思っているところであります。
○伊東委員 時間ですからこれで終わりにしますが、私は今の、最後の質問でやめるつもりでしたけれども、これから日本がたくさんの国々を巻き込んで、調査捕鯨について、あるいは捕鯨再開について、賛成の国をずっと今まで勧誘しながら、そして輪を広げながら、IWC総会の中で拮抗するラインまで今まで来ていたわけであります。その日本が基本方針をきちっと持たないで……。
私は、日本政府代表団がこのIWC総会に出向くに当たって、やはり農水省として、あるいは我が国政府としての捕鯨に対する一定の基本的な考え方を持って出ていかないと、何をよりどころにして国際論議に加わるのか、あるいは主張するのかということになってくるか、このように思うところでもあります。
IWC総会での正常化交渉は実質的に破綻し、その直前には、オーストラリア政府が国際裁判所に、南極海における日本の調査捕鯨の中止を求めて提訴をされているわけでありまして、調査捕鯨をめぐる情勢は一向に好転の兆しが見られない、いや、ますます厳しくなっている、このように思うわけであります。
私が初めてIWCに参加をしたのはもう十数年前なんですが、アイルランドのダブリンのIWC総会に初めて、衆議院の一年生のときに行かせていただきました。そのとき御一緒したのが、宮城県の菊池福治郎先生と、今横浜の市長になっている中田宏さんと三人で、政治の代表団として行きました。
報道では、水産庁は政府の方針ではないというふうに否定したという報道も後日出ておりますが、IWCにおけるこの発言について御説明をお願いしたいということが一点と、それから今回のIWC総会の総括と今後の対応についてぜひともお聞かせを願いたいというふうに思います。
この結果につきましては、議長報告にまとめまして、ことしの五月の五十九回のIWC総会に報告をされることになっているわけでございますが、まさに、ことし五月に開催をされます五十九回のIWC総会につきましては、実は昨年、セントキッツ宣言が採択されたというふうなことでございまして、反捕鯨国側といたしましては大変に危機感を抱いているというのが現状でございます。
この結果を踏まえて、ことしのIWC総会に政府はどのような方針で臨むおつもりなのか。まず、これをお伺いしておきたいと思います。
○政府参考人(白須敏朗君) ただいま委員からお話ございましたとおり、昨年の第五十八回のIWC総会におきましては一票差、委員からもお話ございましたとおり、一票差ではございましたが、私どもの鯨類の持続的利用、それから文化なり伝統の相互尊重、そういった重要性を盛り込みましたセントキッツ宣言が採択されるというふうなことで、委員にも大変御支援をいただきまして、御礼を申し上げる次第でございますが、大変大きな前進
しかし、今年のアメリカの第五十九回アンカレジで行われるIWC総会に向けて、反捕鯨国が猛烈な巻き返しを図っているということも漏れ聞いております。